2024年、私は鮮やかな色彩を放つひとつの手織り作品に出会いました。
日本ではあまり見かけない鮮やかな色合いにまず惹かれたのですが、不思議と強すぎる印象はなく、むしろ静かな落ち着きも感じました。
木を多く使った空間にもなじみそうだと思い、思わず購入して日本へ持ち帰りました。
当時は、創設者のことも、工房の土地のことも、伝統工芸の背景もよく知りません。それでも直感的に惹かれたのは、単に色や形の美しさだけでなく、素材の力や手仕事ならではの佇まいや、そしてそこにこめられた様々な想いがあったからだと思います。
テーブルウェアとしてだけでなく、絵画のようだと感じたのも、その不思議な存在感ゆえでした。